2006年 2月11日、12日  石鎚山
 又、又、石鎚へ行ってしまった。余程縁があってか、今シーズン4度目だ。

 今回は、山小屋泊まりの豪華版。私が所属する、「あけぼの山の会」の定例山行である。うちの会4名観音寺ハイキングクラブ5名の総勢9名、めったとない大人数だ。

 成就社には3軒宿泊施設がある。登山客に評判がいい白石小屋を予約している。人気の白石小屋に泊まること、登山道ではなく二の鎖を登ること、この2つが魅力で又石鎚にやってきた。連休のせいか小屋は満員だった。

 通された部屋は30畳くらいあるかなと思われる大部屋、大きなストーブが置いてあるので暖かい。夕食前に明日の予習をした。寒いところでもたつかないように、ロープワークの練習だ。鎖は6人、3人は登山道を行くことになっている。ロープ2本で二手に分かれることにした。登攀の順番をきめてシュミレーションする。スムースに登れるかどうかは、鎖がどの程度雪から露出しているかによる。

 食堂は山小屋風というか、田舎家風というか、民芸品などが周囲に所狭しと飾られていて目を楽しませてくれる。お掃除、たいへんだろうなと思った。献立は、アメゴの甘露煮、岩茸、蒟蒻のさしみ、猪汁、など、山の宿の食事だった。今日は立場が逆なのでワクワクする。よそでお泊りして、おご馳走をいただく、なんて楽しいのだろう。ドカッと座っていればいいものを、ついいつもの癖かビールを運んだりしている。

 夜も更けて、大部屋にどのように布団を敷くか、夜中にトイレに行きたくなるから出入り口に近い方がいいと言う人、(そんな年なんだ)、男子はこっち女子はあっち、わいわいいいながらやっと自分の陣地が決まった。就学旅行の気分だ。枕投げはしないまでも。

 翌日はまだ暗いうちに小屋を出た。雪は結構深い。二の鎖の雪がどの程度か心配しながら歩いた。天気は悪く、景色は何も見えない。二の鎖小屋に着いた。ザックを降ろして偵察に行く。吹き溜まりでは腰より深い雪に阻まれ斜面を登るのはひと苦労だ。埋もれているだろう箇所をピッケルで掘り起こすと鎖が顔を出した。5,6メートル上へ上へと掘っていくとそれ以上は鎖は露わになっている。小屋に戻り、装備を着けて、腹ごしらえもして、いよいよ本番。緊張の空気が漂っている。

 夕べばっちりマスターしたはずのロープワークは、鎖を目の前にして、やはりもたついている。まだまだ経験が足りない。なににつけても一夜漬けではだめだ。視界は数メートル、時折雪がちらつ
く。おー寒っ、といいながら、順番を待つ。こんなことだろうと予想はしていたのでカイロをひとつおなかにいれてきたが、山の寒さには何の役にもたたない。ふと下を見ると誰かひとり登ってくる人がいる。ええっー?ほかにもこんなところ登りたい人いるの?もう満員だよ。どうやらトレースや人声で、こちらが登山道と間違えたらしい。「登山道はあっちですよー」

 人数が多かったのと、待機する安定した場所がなかったので、全員が上りきるのに時間がかかった。寒さに耐えて待つ訓練だったかな?この前のビバーグを思えばこの程度の寒さなど何でもない。といいきる私、強くなったものだ。

 なにはともあれ、テン泊やビバーグでなく、気のおおけない仲間との快適小屋泊まり山行、充分楽しんできましした。

 

2006年 3月15日  私の部屋



 
何年か前から自宅の台所の床がボコボコしていた。腐ってるなあとわかってはいたが、修理するとなると片付けが面倒だし、大工さんの仕事中は家に詰めてないといけないしで、なかなかふん切れなかったが、暇なのでとりかかることにした。床修理だけでなく、ついでに部屋を改装することにした。憧れのログハウスは建ちそうにないのでせめて雰囲気だけでも、と思った。山を歩いていると間伐材がゴロゴロしているではないか。形だけのログハウスだし、あれを使えば安くあがる筈と思ったのに、大工さんはああいうのは売ってないという。自分で運んでこなくてはいけないんだそうだ。で、ホームセンターに売っている外装用の木を使った。少し丸みを帯びていて雰囲気がある。

 整理整頓の苦手な私はすぐ荷物でいっぱいになってしまう。今のところ、この快適さを維持しようと努力している。入りきれなかった荷物は別の部屋に放り込まれている。我が家は古くてボロいけれど、広さは充分にある。これが災いして私は物が捨てられない。人が捨てようとしているものを貰ってきたりする。亡くなった姑もそうだった。ガラクタ市に売ってそうな茶箪笥、衣装箪笥(決して骨董的価値はない)もいまだにつかっている。物の命ということをおもえば、壊れるまで使ってやりたい。ゴミ捨て場もないことだし。そして主人も親に似て何も捨てない。この部屋以外がどんな状態か、ご想像にお任せしよう。

 アフターの写真しかなくて残念、ビフォーの写真は撮り忘れた。テレビでやってる改築の番組、いつも不思議なのは見違えるようなアフターの映像、あのゴチャゴチャした荷物はいったい何処へいったのだろう。捨てれば片付くのは当たり前、すてないですっきりさせる方法はないかな。

 1週間くらいかかって費用は約60万円、木の香りにつつまれてとても気持ちよく暮らしている。私の部屋と断言して独り占めしているが、ちょっと後ろめたい。近々二胡検定があるので、週1回友人との練習室として使っている。音が反射して響き過ぎる感じだが、広さはあるのでこれからも練習室として、おしゃべりの場として活用していきたい。以前と違って堂々と「入ってください」と言える。改装して良かっ
た。


2006年 3月22日  久々に民宿岡田さんを訪問

 3月も半ばをすぎると我が家の閑古鳥も鳴りを潜めてくれた。お遍路さんがぼつぼつ動き始めた。この冬たっぷり休ませていただいたので、さあがんばらなくっちゃ、と張り切っている。人間、働いてこそ遊びも充実する。

 この間泊まってくださったお遍路さんが岡田さんの伝言を持ってきてくれた。「おやじさんが、地図がなくなったから持ってきて、って言ってたよー」 私がつくった地図、少しは役に立っているかと、嬉しくなった。丁度コピーしたのが何枚かあったので、善は急げ、隣の魚屋さんで手土産用の魚をみにいった。ゲタの大きいのと、鯵をもっていくことにした。それと私の十八番のおはぎと黒豆の煮物を加えた。ベテラン遍路の大神さん作成の、巡礼コースと距離を書いたフローチャートも持っていくことにした。

 岡田さんを訪問するには少々遅い時間なのだが、今日いかなければチャンスがないと思い車をとばした。往復1時間だ。たいしたことはない。今年から手伝っているはずの息子さん夫婦にも会ってみたい。

 岡田さん宅に着いて客室の傍を通ったがひっそりしている。台所のあたりで「こんにちは」と呼ぶと戸が開いて50歳くらいの男女が立っていた。後ろにかぼちゃのスライスしたのが見える。今日のおかずは天婦羅かな、用件をさっさと済ませておいとましないと。

 息子さんのお顔、お父さんにそっくり。細面の柔和な笑顔、きちんと櫛のはいった頭髪、お父さんの雰囲気そのままだ。奥様は明るく元気いっぱい、といった感じ。残念ながらお父さんは1泊旅行に出られてお留守だった。なるほど、引退してやりたいことがあるとおっしゃっていたのはこのことか。お一人でよく頑張ってこられた。これからはゆったりと楽しんでいただきたい。仕事をしているお父さんもとてもいきいきと楽しそうだったが。

 久しぶりに観音寺と池田を繋ぐ道路を走っていて、なんと言う名の桜かは知らないが満開していた。よそのお宅のもくれんももう少しで満開。家に閉じこもっている間に季節はすっかり春に突入している。じっとしていてはもったいない。3年間ほったらかしの自転車をさわってみた。かわいそうに、埃だらけ蜘蛛の巣だらけ,空気を入れようとしたがスースー抜けてうまくいかない。自転車屋さんにもっていこう。よし、この春はトレーニングのつもりでなるべく車をやめて自転車で用事をしよう!


 遍路地図についてはお客様から2,3指摘をうけた。ああいうものは実際に使ってみないとわからないものだ。改善しなくてはいけないところがある。取材もしなくてはいけない。ああ、なんだか忙しくなってきた。


2006年 3月13日  大山の隣の擬宝珠山(ぎぼしやま)


写真

上左 先頭を歩くK氏、左は雪庇
上中 左から私、K氏、サポートの松木さん
上右 斜面を固めて滑り台をつくる
下左 スタンディングアックスビレイを練習するK氏
下中 スノーシューとスコップを埋め込んだ支点を確かめる私
下右 滑落するパートナーを止めようとするK氏


 今年ほどアイゼン、ピッケルを活用した年はなかったが、これで今シーズン最後の雪山になるだろう。締めくくりとして、充分勉強になった山行だった。

 擬宝珠山は標高1110m、楽な登山のはずだ。しかし・・・、今日の目的はクロスポイント主催の滑落停止トレーニングだ。松本さんはよく滑り落ちるようにとスノーボートをもっている。私がビレイを失敗して停められなかったらどうなるの? おー、こわ。お客は私とK氏、スタッフはは松本さん松木さん、マンツーマンでの指導だ。どういうことになるやら、いささか緊張気味。

 6時過ぎに高速の観音寺バス停で拾ってもらって、鏡ヶ成駐車場に8時30分到着。岡山から山陰に向かって北上するにしたがい雪景色になった。細い雪がずっと降っている。手前の蒜山サービスエリアで「夕べから40センチ積もったよ」と雪かきの作業員が言った。このS.A.には、さすが美味しそうな乳製品がならんでいるが、どれも結構高い。焼きたてパンとヨーグルトを買って朝食にした。

 初めてスノーシューなるものを着けた。足はあまり上げず、すり足気味で歩く。先頭は一応4人で交替、先頭としんがりでは疲労は雲泥の差と分かった。雪の深い所では、膝上までシューズごと沈んでしまって強い抵抗を受けた。「おおー、ここが雪庇か」雪の合間に景色を楽しみながら、ほどなく頂上に着いた。松本さん達は2週間前にも同じ訓練にここに来ている。そのとき作った雪洞が残っていてたすかった。

 先ず、練習用の滑り台を作らなければいけない。60センチの新雪はズボッと埋まって全く滑らない。新雪の下には硬い氷の層があった。なるほど、雪崩講習会で習った表層雪崩はこんな場所で起きるのか。皆で踏み固めたりスノーボートで滑り降りたりして、結構快適な滑り台ができあがった。

 さあ、トレーニング開始。スタカットで急斜面をトラバース、松本さんが落ちる役私がビレイ役、という設定だ。事前に平地で練習はしていたが、あやふやな記憶を引き出しながら、手袋の手がうまく使えずはめたりぬいだりして、寒い中トロトロやってるけれど、松本さんはおこったりせずやさしく助言をくださる。落ちたときは、慌てず5秒間くらい滑らせておくことがポイントだ。パニくって急いでギュッとロープを引くと、落ちた人は股間が痛いらしい。

 昼食を雪洞の中で軽く済ませ、午後はコンティニュアスでのトレーニングだ。前を行く松本さんが滑落、私が止めるという段取りだ。パートナーが落ちたら、手に持った余りのロープを2メートルくらい離れたところに投げる。落ち着いて滑落停止の姿勢を確実にとる。ロープが伸びきったところで滑落は停まる。何度目かの練習のとき、私の滑落停止姿勢がきちんととれていなかったので、松本さんの引っ張るロープに耐え切れず、ピッケルが外れて顔に当たった。「痛ッ」と少し感じたが、怪我したかな。目出帽の中に手を突っ込んでさわると血がついてきた。どこからでてるかな。口の中が切れたかな、鼻血かな、たいした出血でないので、黙っていることにした。下山して車のバックミラーで見てみると鼻の下2センチくらい傷がある。これはどうにも隠せない。山の仲間には「これくらいの傷で良かった」と笑い飛ばすが、夫には「前方不注意で小枝に当たった」と言っておいた。この頃一味違った山登りを目指すので、アクシデントも増えてくる。去年は沢登りでスズメバチに数箇所刺されえらい目に遭っている。そのうち遭対保険のお世話になるようなことがないように気を付けねば。

 下山は登ったコースではなく、急な下りをスノーシューを着けて下りた。3人はスイスイ滑るように下る。その速いこと、駐車場まで30分とかからなかった。私ときたら後ろに尻餅、横にふらつき、前につんのめる、ころんでばかり。ふわふわの大雪なので転んでもいたくはないが、埋もれてなかなか抜け出せない。「滑って下りるんですよ」とアドバイスをうけるが、後ろに重心が乗っかって尻餅をつく。ひとり転びまくった。私のスキーが上達しないわけだ。悲しかった。

 雪の中でレクチャーを受けてるときは寒くて、「早く帰ろうよー」という言葉が喉元まできているけれど、松本さんの熱意に押さえ込まれてしまう。お仕事とはいえ、懇切丁寧な指導、よく理解できたし楽しかった。私の登山技術も少しはレベルアップしたような気になる。教わったことが実際に使えるかどうかは別にして、知っているということはいいことだろう。彼はいつも教え方がうまい。ちょっと褒めてうまくのせるのだ。いっぱい勉強できた一日だった。


2006年 4月7日 春 爛漫

 私が作った遍路地図を持って家に来てくれる方がいて、とても嬉しい。地図も頑張ってくれている。「地図の中の(私の実家)を探したけれどわからなかったよ」という声を聞いて、あのコメントに興味をもたれる人が案外多いのに驚いた。わざと所在地はうやむやに記しておいたが、ヒントを出してクイズにして、当たった人、宿泊料金半額とか。

 5年くらい前に1本貰って植えたタラの木がどんどん増えてしまって、タラの木林のようになってしまった。タラを植えるときは場所をよくよく考えて植えなければいけない。筍のように地下茎で増えて、あちこちに顔をだす。おかげで山まで採りに行かなくていい。因にタラは(私の実家)に植えてある。タラの天婦羅がこの頃のうちの夕食のメニューのひとつになっている。葉っぱが出た後でも柔らかい小さな葉は食べられるので、まだまだしばらくは山菜の天婦羅は続く。もう少しするとウドも葉っぱが採れる様になる。そして山にコシアブラも出てくる。ああ、忙しい忙しい。



 上の写真

上左  豊田小学校から500メートルくらいのところにあるお寺、心光院から少し下った道淵の菜の花畑

上中  実家に植えてあるウド、おいしそうな新芽が出ている。もう少し大きくなるまで我慢

上右  実家のタラ林

下左  もぎたてのタラの芽

下中  五重塔が小さくてよく見えないが、本山寺。桜が満開

下右  うちの看板ネコ、玉緒。玄関のチャイムが鳴ったらお客様を出迎えに行きます。仕事に疲れた方、旅に疲れた方を癒してくれます。

 最近、お客様から「ヤフーで検索すると2件目に出ていた」とメールをいただきました。
ええっ、本当に?と思って私もやってみると、1番あたまにでていました。皆様のおかげです。ときどき焦りますが、これからもまめに更新していきますのでたまに開いてください。


2006年  4月8日  二胡検定の日

 私にとっての一大イベント、二胡検定が終わった。何ヶ月もこの日の為の6曲だけ練習してきた。課題曲が4曲と自由曲が2曲だ。20回弾いて20回成功しなければ本番ではうまく弾けない。普段でも満足に仕上がったことなどめったにない。尊敬する老師2人の前で、案の定、緊張のあまり右手がガタガタ震え、いうことをきかない。意思に反してビブラートがかかる。おまけに一度も間違ったことのない箇所でポロッと指を間違えた。ま、予想どおり、ではある。いや、予想以上に緊張した。緊張しない方法ってないかしらん。人の前で弾いてあがらない人は、まず、いない。大事なことは、これほど練習したのだからもう大丈夫、という自信だろう。お客様の夕食の時間に「ちょっと私の二胡を聞いていただけませんか」とお願いしてみる。人前で緊張して弾く練習に付き合っていただこうという魂胆だ。タイミングが大事、面白がって引き受けてくれそうな人を選ぶ。これは最近日本で流行っている中国の民族楽器で、女子十二楽房のなかにもあります・・・云々、と説明すると珍しがってくれる。

 検定はさんざんだったが、たった13分間だけど周先生とジャー先生に演奏を聞いていただけてよかった。ただ、ほかの人の話と付き合わせると、どうも私は多目にカットされたみたいだ。曲と曲の「間」が長すぎた。弾き始める前に心を鎮めて集中しないといやなのだ。持ち時間少ないのだから、めいっぱい弾かないと損だね。

 二胡が大好きな人、レベルの高い人、いろんな人に出会えてよかった。どんどん刺激を受けたい。

 親睦会は北浜アリーのイザラムーンでやった。周先生は日本語が完璧とはいえないが、ジャー先生は15年も日本に住んでいるのでペラペラ、スターらしく終始にこにこしておいでだった。最初は皆遠慮していたようだが、誰かがカメラを取り出してパチパチやりだすともう撮影会だ。皆さん、先生の隣にとっかえひっかえ座って記念撮影している。斯く言う私もこんなチャンスはめったとない、あつかましく先生と並んでカメラにおさまった。先生方お疲れでしょうに、ありがとうございました。この日のことは一生忘れません。


左 周先生と

中 ジャー先生と

右 少し年配の中国人の生徒さん。二胡が上手、ひょうたんのような格好の楽器を吹い
   ている。これも上手。

2006年 4月9日 お花見山行 紫雲出山

 私が所属する「あけぼの山の会」のお花見山行である。今日は私がリーダー、歩きが軽く時間もとれそうなので、頂上で桜を愛でながらブタ汁を食べてもらおういう計画だ。手間取らないよう材料は茹でて持っていく。湯も沸かしてポットに入れてきた。汁担当組は車で上まで行くから何でも持っていく。琴弾公園の桜も満開、今日は絶好のお花見ハイキング、ブタ汁付き、と皆さん期待に胸膨らませて出てきたはずだ。

 紫雲出山は観音寺から海岸に沿って北の方向にある。浦島太郎の伝説の地区だ。山の頂上には桜の木がたくさんあって花見のスポットになっている。この土、日は桜祭りが催される。JR企画のハイキングツアーもあるらしく、かなりの混雑が予想される。華の命は短い、この週末はいたる所で桜祭りがあってるはずだ。

 しかし、麓のガソリンスタンドのご主人曰く、「未だ桜は三分咲きだよ。ここの桜はいつも遅いんだ。去年の桜祭りの時もぜんぜん咲いてなかったんだよ。」 ガッカリ・・・。しばらく黙っておくことにしよう。せっかく桜を楽しみにして来たのだから。

 頂上で弁当を食べるために時間調整をしなければいけない。先ず、岬めぐりのウオーキング。岬の神社をお参りしたり灯台を見学したりしてゆっくりすごした。

 岬を一周して登山口に帰ってきて、ここで私はみんなと別れて、ブタ汁の材料と共に車で上まで行く。楽チン楽チン。ところが、車道は通行止め。頂上の駐車場がいっぱいで停められないらしい。祭りとうたって人を呼びたいのなら、駐車場の確保は当たり前でしょう。またはシャトルバスを運行するとか。仁尾町の方、来年はいい方法を考えてください。

 で、予定変更、麓でブタ汁食べて昼食。風が強く肌寒かったので暖かい汁はご馳走だった。荷物が軽くなった分身体は重くなり、大儀だなといいつつ頂上を目指す。桜はいろいろな種類を植えてあるのか、満開に近いのあり、まだ蕾の固いのあり・・・、もうとっくに人は減っているのでゆったりたのしめた。皆、餅拾いだのカラオケだの、桜は咲いていないけれど楽しんで帰っていったんだね。春の一日、花はなくとも弁当ひらいて野外で過ごす、日本の伝統的習慣です。


上左  神社の山門

上中  かぼちゃの瓦が乗っている

上右  ふねがのんびり浮かんでいる

下左  岬の灯台

下中  頂上の桜

下右  集合写真
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